伊波杏樹さん 初フルアルバム『Fly Out!!』感想
伊波杏樹 初フルアルバム
NamiotO vol.0.5
~Original collection~ 『Fly Out!!』
伊波杏樹さんという人が花開いた瞬間。そんな“今”が詰まったフルアルバムでした🌷
今年は伊波杏樹さんという人が花開いた年だと思います。
「才能が開花する」という表現がありますが、才能。その一言で片付けられないものを伊波さんからはいつも感じております。
もちろん「才能」それもあることでしょう。伊波さんの持つそれが非凡であるのか、平凡であるのか。それは私には分かりません。ただ、この5年とうい月日で伊波杏樹さんという人を見つめ続けて。その「才」を伸ばすために積み重ねてきた努力。心を砕き、命を削り、役に魂を吹き込んだ日々。その全てが『Fly Out!!』このフルアルバムには詰まっていました。
ミュージカル 『INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~』Team RED ver.&Team BLUE ver.観劇備忘録
ミュージカル 『INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~』Team RED ver.&Team BLUE ver.観劇備忘録
会場: 品川プリンスホテル クラブeX
全5列+BOX席。客席を使う演出のためか1列目はなく2列目スタート。演者が客席にいるときは誇張なくまさに手の届く距離。舞台上にいるときでさえ最前列ならば2メートル程度の距離感。最後列であっても一般的な学校教室よりもずっと近くに感じました。
フラットタイプの座席ということで最後列からの視界を心配していましたが、感染対策から横との距離感が保たれていたこともありそこまでストレスを感じることなく観劇することができました。
何よりも円形シアターということで360°どの角度からもあの濃密な距離感で、作品のもつ重さ、役者の熱量、そこに生きている登場人物の息遣いを体感できるというのは贅沢な時間でした。
Team RED ver.
ユジン・キム/松本利夫さん
マット・シニア/糸川耀士郎さん
ジョアン・シニア/伊波杏樹さん
3/26(金)13時公演
3/27(土)12時公演
Team BLUE ver.
ユジン・キム/丘山晴己さん
マット・シニア/小野塚勇人さん
ジョアン・シニア/山口乃々華さん
3/26(金)18時公演
当初Team RED ver.のみの観劇予定でしたが一度観劇すると様々な解釈のできるタイプの舞台であることが分かり、どうしてもTeam BLUE ver.も観たくなってしまい当日券を購入。そのくらい深く引き込まれていく作品でした。
この作品の面白さは次々と明らかにされる真実という展開で魅せる面白さ。
多重人格という役者の技量で魅せる面白さ。
そして360°円形ステージならではの観る角度。観た回数。REDとBLUEどちらの公演を先に観たかによっても解釈が異なり変化していく面白さがありました。
それはまさに真相に近づき何としてもマット・シニアを救おうとするユジン・キム先生の追体験でもありました。
- 【あらすじ】
- 【マット・シニアについて】
- 《個々の人格が生まれた順番》
- 《マットにとってのジョアン》
- 【ジョアン・シニアについて】
- 【ユジン・キムについて】
- 【マット・シニアという役について】
- 【伊波杏樹さんについて】
以下、個人的な解釈や各役者さんの感想など。記憶違いなどもあるかもしれません。
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